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3ヶ月経過

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 この週末で、怪我から丁度3ヶ月が経ちました。

 状態は写真の通りで、足首周りの腫れがなかなか引かず、血流も滞っている様で、直ぐに鬱血してしまいます。リハビリには週1回通っていますが、相変わらず可動域が狭く、良くなっている様な印象は、正直殆んどありません。
 それでも、少しずつ歩く速度は上がって来てますし、地面の凹凸にもある程度は対応出来る様にはなっているのが救いです。

 怪我をして不自由になってからは、普通に動ける事の有り難みが改めて良く分かります。当たり前の様にして来た事が、全く出来ない衝撃は一言では言い表せません。お茶やラーメンが運べないと言った些細なものから、靴を履くのにしゃがめない、ワンフロア上がるのにもエレベーター、そして生まれて初めて、風呂が怖いと思いました。

 何時になったら普通に戻れるのか分かりませんが、以前の自分を超える事を目標に、痛みに耐えてリハビリに励みたいと思います。
by kakera365 | 2020-04-05 21:49 | Soliloquy | Comments(0)

読んでみませんか〜その六

 入院中に色々と読んだ本は、その都度Facebookで報告して来たが、何冊か抜けていたのがあるので御紹介します。

 先ずは、ジョージ・オーウェルの「動物農場」と「一九八四年」。
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 元々は、ピンク・フロイドの「アニマルズ」と言うアルバムが、この「動物農場」の影響を受けていると言うので、読んでみたくなって購入。序でに「一九八四年」も買って読んだのだが、何れも社会主義国家(具体的にはソビエト連邦)の批判を描いた小説で、「動物農場」の方は、寓話的に書かれていて面白可笑しく読めるが、「一九八四年」の方は、完全なる監視社会を描いており、兎に角内容が恐ろし過ぎて、読み進めるのを躊躇してしまう程。
 結末はネタバレになってしまうので詳しくは書かないが、日本が曲がりなりにも自由主義国家である事を、感謝せずには居られない。

 続いて、朝日新聞デジタルの「小原篤のアニマゲ丼」と言うコラムで「世界3大オタク文学」として紹介されていた、ドストエフスキーの「地下室の手記」、ナボコフの「ロリータ」、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の3冊。
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 それぞれに非常に個性的な内容だが、左から順に読んでいったのが失敗だった。左2冊が余りにも強烈過ぎて、「ライ麦畑でつかまえて」が普通の小説に感じた。逆から読めば良かった。
 「ロリータ」は只の変態エロ小説かと思っていたが、様々な引用や言葉遊びが鏤められており、旅行記的な部分もあったりして、非常に良く出来た構成で、読んで無い方は是非とも読む事をお薦めする。そして、「地下室の手記」は、もう何て言ったら良いのか、まぁ兎に角ネガティヴ思考(と言うか自己正当化)が究極過ぎて、気が滅入る事請け合いです。

by kakera365 | 2020-03-04 22:34 | Soliloquy | Comments(0)

詳細報告

※閲覧注意(一部画像に生理的に不快なものが含まれています)

 一夜明けて、特に痛みも無かったが、流石に歩行が困難だったので、せめて松葉杖だけでも借りようかと、整形外科の救急病院へ行く。
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 これは3日後の写真だが、膝まではやや変色してるものの、酷い打撲って感じ。

 骨折はしていないと思っていたが、念の為にレントゲンを撮った後、医者が「痛くないんですか?」と聞くので、正直に「あんまり・・・」と答えたら、「コイツ相当鈍いな」と言う白い目で私を見ながら、「バキバキですよ」とレントゲン写真を見せてくれた。
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 おぉ!これは酷いな!!Σ(゚д゚lll)

 上下方向からの強い力による物質の破断(構造力学で言う「せん断破壊」)そのまんまな感じで、斜めにクラックが何本も入っていた。そして、脛骨天蓋が分割されてズレている。
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 関節面バラバラやん!!!

 流石にこれでは手術が必要との事で、明日にでも手術の出来る病院へ行けとの事。序でに腓骨の最上部も折れてたが、こっちは放っといても良いとの事。因みに、折れてたのはこの2本だけで、踵骨や趾骨は全く無傷と言う奇跡。

 翌日、近所の大きな病院へ行き、再びレントゲン撮影とCTスキャン。CTの画像は綺麗で見易い。
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 おーおー、ズレまくってるやん。

 2日後に入院して、更に2日後に半身麻酔下で手術実施。術中も意識があるので、ネジを入れる時のコンコンって振動が骨盤に伝わって来たり、先生が「疲れた!」とか「こんなもんやろ〜」とか言うのが聞こえて来て、「何だかな〜」な気分が味わえた。
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 大分腫れが酷くなってます。

 術後のレントゲン写真はこんな感じ。
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 ざっと数えただけで、ボルト13本。サイボーグやわ(´ω`)

 手術終了後2時間位で麻酔が切れ、結構な痛みが襲って来る。2時間位は我慢していたが、余りにもズキズキするので諦めて痛み止めを貰うが、全然効かない。「何やねん、これ!」と思いながら足に巻かれた包帯に指を突っ込んで引っ張ったら、急に痛みが和らいだ。足が腫れ過ぎて鬱血してたみたいで、その後はウツラウツラだが眠れた。
 翌朝からは痛みも引いて、痛み止めも要らない位だったが、暫くは食後に服用する。

 その後は、只管安静にして、12日後に抜糸して、シャワーも浴びれる様になった。
 次の写真は術後20日の状態。あんまり腫れて無い様に見えるが、立って足が下に下がると、あっと言う間に真っ赤っかになる。
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 抜糸しましたが、まだまだ瘡蓋が剥がれません。

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 左右を比べると腫れてるのが分かり易いです。

 その後は少しずつリハビリも進み、退院した日の状態がコレ。
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 まだまだ腫れてますね。

 経過を纏め書きしておきます。
  1/4:負傷
  1/8:入院
  1/10:手術
  1/14:リハビリ開始
  1/22:抜糸
  1/23:シャワー開始
  1/27:シーネ除去
  2/17:リハビリで微荷重開始
  2/21:1/3荷重開始
 以下予定
  2/28:1/2荷重開始
  3/6:2/3荷重開始
  3/13:全荷重開始
  1年半後:プレート除去手術

 最後に、クライマーの皆さんにアドバイスを。
 クライミングは大変危険です。ちょっとしたミスで一生を棒に振る可能性が十分にあります。出来る事なら今直ぐ趣味を変えた方が身の為です。

 多くの友人知人が怪我に見舞われるのを見て来ました。残念ながら、彼奴等はクライミングを辞めず、相変わらず身を危険に晒しながら、嬉々として岩にしがみ付いています。
 私は非常に多趣味なので、クライミングを続ける必要性は殆んど無いのですが、どうするかは未だ決めかねてると言う事にしておきます。

by kakera365 | 2020-02-25 22:01 | Soliloquy | Comments(4)

あけましておめでとう

 新年あけましておめでとうございますm(_ _)m

 さて、毎年恒例の新年の抱負だが、例年掲げてはいるものの、ここ数年一向に達成されたりする事も無いので、掲げる事自体が無意味なのかも知れんが、そこを敢えて恐れずに掲げてみよう。

 今年はグレード更新だ\\\\٩( 'ω' )و ////
by kakera365 | 2020-01-01 20:49 | Soliloquy | Comments(0)

一年総括

 いよいよ大晦日となりましたので、何時もの様に一年を振り返ってみようと思います。

 仕事は4月から移動して、新しい業務を担当する事になりましたが、それなりに無難に熟して、特に忙しくなる事も無く、お蔭様でマイペースで働けてます。

 家庭の方は、先日相方が突発性難聴を発症し、1週間仕事を休んでビックリ。子供達は、長男がぼちぼち就職活動、次男は進路の相談、長女は中学に入学し、剣道部に入って頑張っています。

 クライミングでは、3月には自身最高グレードをマスターオンサイトしたり、難度の高い沢登りをしたりして、それなりに調子が良かったのですが、ボルダーシーズン直前に五十肩?なのか、右肩に痛みを発症して一気にレベルもモチベーションもダウン。何だかなぁ〜の締め括りでした。


 ま、トータルで見たらトントンな感じの1年なのかな?
 それでは皆さん、良いお年をお迎え下さいm(._.)m
by kakera365 | 2019-12-31 18:07 | Soliloquy | Comments(0)

世界を変革するのは若者だ

 先週末の土曜日は、某NPO法人の総会に出席する為、東京へ行って来た。

 昨今は色々と問題が多発しており、更に取り巻く環境も急速に変化している事から、話し合わなけれなならない議題は山積みで、しかも何れもが答えが出そうに無いものばかりなので、いつも以上に時間を食った割には、話が殆んど纏まらない会合だった。
 今回、新たにオブザーバーとして参加して頂いた、若手のTさん、Uさん、Yさんにも、色々と報告頂いたり、率直に忌憚の無い意見を述べて頂いたが、会議中のみならず、昼食時や終了後も彼等の話を聞いて、新しいNPOの未来が垣間見えた気がした。

 この某NPOも、御多分に洩れず理事の高齢化が進み、50歳を超える理事が大半を占める。時代が恐ろしいスピードで変化して行く中、古い頭ではもうどうにもならない時期が来ている。兎角老人は頭でばかり考えて、なかなか行動に移せない事が多く(そうで無い人も居るが)、またネット社会にも全く付いて行けず、新しいコミュニケーションツールやサービス、コンテンツをどう利用して良いのかも殆んど理解出来ていない。こう言った状況が長く続いて行けば、世の中の流れに付いて行けずに、取り残されてしまうだろう。勿論、ベテランは不要と言っている訳では無い。知識や経験は豊富であるし、人脈も幅広いので、大いに利用すれば良いと思う。
 今後は、若者が中心となって考え、意見を取り纏めて、実践して行かなければならないと、今まで以上に強く感じた1日だった。

 関西からは、マメオ先生と私と言う、50歳をとうに超えた老人2人が行っているが、このままではジリ貧なので、可能な限り早く若返りを図りたい。NPOの活動に少しでも興味があり、次回理事会への見学を希望する若者が居られれば、遠慮無く声を上げて欲しい。
by kakera365 | 2019-06-17 22:35 | Soliloquy | Comments(0)

読んでみませんか〜その五

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 ニコラス・オコネル著「ビヨンド・リスク」
 本書は20年以上前に出版された作品で、当時は何故か買いそびれていたのだが、昨年文庫版が出たので買って読んでみた。

 内容は副題「世界のクライマー17人が語る冒険の思想」の通り、様々な年代、ジャンルのスーパークライマーについて、各人の著書等からの短い引用、簡単な略歴等の紹介文に続き、インタビューと言う構成で書かれたもので、何れも非常に内容が濃く興味深いが、中でも個人的に非常に共感を覚えたのが、アルパインクライマーのヴォイティク・クルティカだった。
 思想はやや宗教的であり、登山は肉体的、精神的に成長する為の貴重な手段で、クルティカは「山の道(タオ)」と呼んでいる。彼はパートナーシップを大切にし、好きな人と登っていれば大きな危険でも冒す気になると語り、また、心奪われるラインとは、冒険的である事と審美的に美しいものだと言う。
 更に、クライミングで命を危険に晒すと、より充実した生き方が出来る、クライミングとは自分自身と周りの自然について、至上の真実を発見出来る活動とも言っている。
 特に感銘を受けたのは、シャウアーと登ったガッシャブルムⅣ峰西壁の話で、頂上を逃した件についても、改めて思い返すと、たまに敗北するのもとても大切だと語っている事だ。

 その他では、ウォルフガング・ギュリッヒが言う「自然なライン、人為的で無い、抜けるにはこれしか無いと言うラインに魅力を感じる。」や「友情を大切にし、低いグレードしか登れなくても、結果に満足する事が大事。」との意見にも共感するし、成功したネームレスタワーより、その前に失敗したグレート・トランゴのノルウェー・ピラーで得られた経験の方が大きいとの考えも、クルティカに共通する部分を感じた。
 また、ピーター・クロフトも、過去を尊重しつつも革新的なクライミングを実践して行く事の大切さ、クライミングはグレートでは無く冒険性、そして最後にはやはり、楽しむ事が全てだと語っている。


 この本を読んで改めて思った事は、クライミングをする上で、先ず楽しむ事が必要条件である事。そして、その人にとって一歩でも冒険して行くと言う事が十分条件であると言う事だ。
by kakera365 | 2019-05-31 23:31 | Soliloquy | Comments(0)

新しい時代

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 令和元年がスタートした。

 思えば「平成」は私の人生そのものだった。
 平成の始まりと共にクライミングを始め、平成5年に就職して神戸に戻って来た。そして、平成7年に阪神大震災を経験し、翌々年に結婚。その後、平成11、14、19年に子供を授かり今日に至っている。
 その前の「昭和」は、良く言えば青春時代。世の中の事を何も知らず、親の庇護を受けながら、自由勝手に過ごした時代だった。無責任な立場だったからなのか、昭和と言う時代には殊の外愛着がある。何もかも便利になってしまった今よりも、結構不便なあの頃に戻りたいと言う気持ちは今も強い。何もかもがアバウトで緩かった事も、匿名の正義が幅を利かせて堅苦しい現在より楽だった。まぁ、只のノスタルジーなのかも知れないが・・・・・

 「令和」がどんな時代になるのか分からないが、明るく、活気があり、そして兎に角平和であって欲しいと願う。
by kakera365 | 2019-05-01 00:00 | Soliloquy | Comments(0)

読んでみませんか〜その四

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 2014年のその三から、随分間が開いてしまったが、オススメ本を紹介するこのコーナー、今回は角幡唯介の「極夜行」です。

 最初に読んだ角幡氏の著書は「空白の五マイル」だった。若い頃ニュースステーション等で見た、大谷映芳氏が撮影したツァンポー川の奥深さにそそられた私は、この本を相当の興味を持って読んだ。そこには、想像に違わないツァンポー川の深淵が詳細に記載されており、予想以上に面白かった。その後も「雪男は向こうからやって来た」「アグルーカの行方」「漂流」と続けて読んだが、冒険とはやや違った角度からの作で、此方は若干の物足りなさを感じた。これについては、角幡氏本人も同じ思いを抱いていた様だ。

 そして、今回の「極夜行」。地理的秘境が殆んど無くなった現在に、新たな切り口で冒険を再定義し、それを確認すべく「極夜」へと向かう。白夜が一日中明るいものであるのに対し、極夜は一日中暗いものだと思っていたが、良く良く考えると夜には月がある訳で、私の経験からも満月前後であれば、かなり明るいと思われる。しかし、新月近くは真の闇に包まれる。想像を絶する暗闇。その状況を考えるだけでも恐怖に慄く。そんな場に身を置かれたら、私なら発狂するかも知れない。
 そんな常識を超えた世界の奥に、更なる景色を見出す感動。そして、極夜を終わらせる最初の太陽を、胎内から産道を通って生れ出る赤子に準え、自らの中にも新たな世界を開く。ワイドクラックに魅せられた者達が語る、胎内回帰願望に近いものを感じた。
 更に、冒険は人跡未踏の未知の場所にのみにある訳では無く、既知の場所であっても深くアプローチする事で新たな冒険が生まれるとの考察。これは、登山に於けるバリエーションや厳冬期の登攀等に近い考え方だ。

 この作品は、冒険の書としてとても興味深いものであり、また色々と考えさせられる作品だ。それに、次々と起こる想定外のアクシデントにページが進み、読み物としても一級品だ。笑いあり、涙あり、感動ありの、角幡唯介渾身の名著だと思う。


 そしてこれは、愛犬ウヤミリックの命を賭けた冒険譚でもある。
by kakera365 | 2018-04-20 22:06 | Soliloquy | Comments(0)

うんこ

 瑞穂が夏休みの自主勉強用に買った、今話題沸騰中の漢字ドリル。
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 表紙からして、かなりシュールです( ゚д゚)

 子供にとっては永遠のアイドル的存在の「うんこ」を主題に持って来るとは、製作会社のヤル気と冒険心をヒシヒシと感じさせる。
 しかし、表紙なんぞはまだまだ序の口で、中身はもっと濃ゆい。
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 無理矢理感が半端無い。

 子供さんの居られない方には、漢字ドリルなんぞは不要かも知れませぬが、問題を読むだけでも十分に楽しめます。

 って事で、これは買いですね(´・Д・)」
by kakera365 | 2017-07-28 23:43 | Soliloquy | Comments(0)