2020年 03月 04日 ( 1 )

読んでみませんか〜その六

 入院中に色々と読んだ本は、その都度Facebookで報告して来たが、何冊か抜けていたのがあるので御紹介します。

 先ずは、ジョージ・オーウェルの「動物農場」と「一九八四年」。
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 元々は、ピンク・フロイドの「アニマルズ」と言うアルバムが、この「動物農場」の影響を受けていると言うので、読んでみたくなって購入。序でに「一九八四年」も買って読んだのだが、何れも社会主義国家(具体的にはソビエト連邦)の批判を描いた小説で、「動物農場」の方は、寓話的に書かれていて面白可笑しく読めるが、「一九八四年」の方は、完全なる監視社会を描いており、兎に角内容が恐ろし過ぎて、読み進めるのを躊躇してしまう程。
 結末はネタバレになってしまうので詳しくは書かないが、日本が曲がりなりにも自由主義国家である事を、感謝せずには居られない。

 続いて、朝日新聞デジタルの「小原篤のアニマゲ丼」と言うコラムで「世界3大オタク文学」として紹介されていた、ドストエフスキーの「地下室の手記」、ナボコフの「ロリータ」、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の3冊。
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 それぞれに非常に個性的な内容だが、左から順に読んでいったのが失敗だった。左2冊が余りにも強烈過ぎて、「ライ麦畑でつかまえて」が普通の小説に感じた。逆から読めば良かった。
 「ロリータ」は只の変態エロ小説かと思っていたが、様々な引用や言葉遊びが鏤められており、旅行記的な部分もあったりして、非常に良く出来た構成で、読んで無い方は是非とも読む事をお薦めする。そして、「地下室の手記」は、もう何て言ったら良いのか、まぁ兎に角ネガティヴ思考(と言うか自己正当化)が究極過ぎて、気が滅入る事請け合いです。

by kakera365 | 2020-03-04 22:34 | Soliloquy | Comments(0)