2018年 09月 07日 ( 1 )

秋霖煙る黄蓮谷-3日目

 3日目は、黒戸尾根の下山のみ。

 この黒戸尾根、日本三大急登とか三大バカ尾根とか言われるだけあって長大な上に、要所要所が結構切り立っており、疲れた身体でフラつこうものなら、アッと言う間に数100m下の谷底まで落ちて行く。
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 意外と難路です。

 前日までの登攀で、かなり足に来てたので、バランスを崩さない様に慎重に下る。左手には昨日まで遡行していた黄蓮谷が、樹々の合間にチラホラ見える。
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 アレを登って来たのか( ̄〜 ̄;)

 実は私、黒戸尾根は今回で3回目。
 1度目は夏山登山で、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳を登り、北沢峠に降りて仙丈ヶ岳を登った。2度目は冬の黄蓮谷でアイスクライミングする為に五丈小屋まで登り、そこから黄蓮谷へ降りて頂上まで登り、黒戸尾根を下った。しかし、若い頃は体力があったからか、それとも疲れていたからか、歩いた距離や鎖場等の危険箇所について余り記憶が無い。
 ある程度下ると鎖場も無くなり、植生も豊かになって緑が綺麗になって来る。
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 苔も生してて生命力を感じます(=゚ω゚)ノ

 また季節柄、キノコ類が沢山生えていて、キノコ好きの私にはパラダイス。
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  何て艶やかなんでしょう( ゚д゚)

 相変わらずスッキリしない天気だが、若干の展望も広がって、遠く雲の合間に八ヶ岳が見えた。
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 雨の山も悪くは無いです(・ω・)ノ

 無心で下っていると、所々で「何となく見た事ある様な気がするなぁ」と感じる場所もあって、同じ山に何度も登るのも悪くないですね(´ω`*)

 最後は一気に急勾配を下って尾白川に辿り着き、無事下山にホッとする。締めに、河原へ降りて汚れた装備を洗う。
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 お疲れ様でした(`_´)ゞ

 さて、折角韮崎まで来てるので、室井先生の顔を拝んで行こうかと家に行ってみるが、残念ながら留守だった。ならばとジャンボ邸に行くと、ジャンボさんが一人で仕事をしていた。コーヒー御馳走になりながら、色んな話しをして、ノンビリと良い時間を過ごす。
 夕方になると幹&葉が保育園から帰って来て、急に賑やかになる。この2人は相変わらずの自由人で、本当にノビノビ育ってる。ウチは厳しくし過ぎたかなぁ(^◇^;)
 最後にちひろさんが帰って来た所で、失礼して神戸へ向かった。


 今回の遡行は、3日間雨に降られ続け、ガスって視界が利かないので巻き道も見付け難く、頂上や稜線も見えないのでルートファインディングが難しかった。また、巻きが多く薮漕ぎを強いられて、かなり体力を奪われ、最後はヘロヘロになってしまい、持久力の無さを露呈してしまった。
 晴天の下ルンルンで遡行すれば、陽が当たって体力の消耗も少ないだろうが、今回の様な天気では、気分もイマイチ乗らないし、身体が乾く暇も無いので体力を消耗し易い。でも、こんな条件は必ずある事だし、色々考えたり対応したりして良い勉強になった。それに、普通で無い山行も、ある意味楽しかったので、良い思い出になりました。

 さ〜て、来年は何処に行こうかなぁ〜(´ω`*)
by kakera365 | 2018-09-07 22:02 | クライミング | Comments(0)