2018年 09月 05日 ( 1 )

秋霖煙る黄蓮谷-2日目

 2日目はいよいよ、黄連谷の核心部に突入。

 お天気は相変わらずイマイチだが、まぁ大荒れでは無いので、今日も一日それなりに楽しめそう。
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 朝一からコレ。

 この辺りからは、殆んど岩盤の上を水が流れている感じで、只管ナメが続く合間に、ナメ滝や釜が出て来るって状況。
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 ナメ滝オンパレード。

 滝も比較的傾斜が緩いので、大きなもの以外は直登する。
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 フリーソロで直登。

 勿論、大きな滝もあり、可能な限り登るが、登攀に時間を取られては今日中に抜けられないので、パッと見て登るか巻くか判断する。
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 この滝は巻きを選択。

 さて、此処までコレと言った難所も無く、比較的スムーズに進んで来た。遡行距離は長いものの、登攀要素が少なく、私は若干物足りなさを感じてた。はるきょんも「これで4級は無いな。良いとこ2級+ですね」等とほざく始末。が、これが後々バチが当たる伏線となる。

 左俣を分けて、いよいよ核心の奥千丈ノ滝に突入。
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 長大なスラブ滝(これでもホンの一部)。

 最下部を直登した後一旦右岸を巻き、再び滝身に近付く。植生との際をはるきょんがリードしてみると言うので、ロープを結んでビレイする。少し登ってから、ナッツでランニングを取り、アンダークラックのムーヴに入る。右足を滑るスラブに擦り付け、思い切って立ち上がる。
 一瞬、時間が止まったかの様に、動きが固まったと思った瞬間、右足がスリップしてフォール。そして、ナッツに荷重が掛かる間も無く抜けて、目の前のスラブを落下して行く。

 マジかーΣ(; ゚Д゚)ー!!!

 嫌な予感が頭を過る。ビレイ器をロックして、自分も引き摺り込まれ無い様に、後ろに倒れ込む。視界から姿は消えたが、何とか止めて声を掛けると、返事が返って来た。結局、10m以上落ちてたが、幸いにも怪我は無く、笑いながら上がって来たので、ホッと一息。
 即座に登攀は無理と判断して巻きに入る。

 その後も、流心から離れない様に、直登と巻きを繰り返して高度を上げて行く。
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 視界が悪いので、高度感は余り無い。

 ガスってて頂上も見えず、巻き道も見付け難いので、ルートファインディングが難しく、また可也の薮漕ぎを強いられ、最後はハイマツ帯に突入して地獄の登高。2人共ヘロヘロになりながらもハイマツを漕いで行くと、突然登山道に出た。
 どうやら左へ行き過ぎて、黒戸尾根の登山道に出た様なので、そのまま頂上目指して登って行く。
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 無事登頂〜(=´∀`)人(´∀`=)

 この辺り一帯の天気が悪いのだと思っていたが、北沢峠側はガスも無く綺麗に見えていた。
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 甲斐駒らしい風景。

 最後は、七丈小屋まで降って幕営。長い一日が終わった( ´Д`)


 3日目に続く・・・
by kakera365 | 2018-09-05 23:59 | クライミング | Comments(0)