GWボルダリングツアーその2

 5日は朝から天気が良かったが、前日の夕方に雨が降ったので、山の方はもっと降ってるだろうと思われ、小川山、瑞牆は湿気てる可能性が高いので、昨日同様河原で乾きの早そうなWMVボルダーへ行きました。
 昨日に引き続きジャンボさんと、信州大山岳部のえがわくんが同行してくれました。

 まずはスラブばっかりのエリアへ。木々に囲まれて、凄く良いシチュエーションです。
 川の流れに磨かれたチュルチュルの花崗岩で、ホールドに乏しいスラブが5本。
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 後輩えがわくんの登りを見守るジャンボさん。

 どの課題も面白いが、左端の段差のあるスラビーなマントル課題が秀逸。スラブへの立ち込みから、甘いホールドを押さえてマントル。私が一抜けで、ジャンボさん、よこちゃんと続く。
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 ホールドがヌメる~。

 右端のスラブもかなり面白かった。これは私が一抜けでせきしゅうが続いた。せきしゅう、何気にスラブ上手い。

 場所を変えて、今度はスラブもあるけど被りもあるエリア。
 みんな行き成り1級の薄被りフェースを触り出す。地ジャンからスローピーなホールドを押さえ、リップ上のダイクを押さえてマントル。みんながあ~だこ~だやってる間に、これも私が一抜けさせて貰った。
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 リップ手前のせきしゅう。

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 ダイクを押さえてマントルに入るジャンボさん。

 この課題は、えがわくん以外全員完登。
 続いて、ちょっと低いがイヤらしい系の課題。両手とも甘~いホールドを押さえてぶら下がり、デッドでギャストンスローパーを押さえて足を上げるって微妙なムーヴ。
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 先生の模範登攀。

 この課題は、せきしゅうに先を越されたので、かなり粘って私も登っておいた。
 左にも簡単な課題があり、よこちゃんが嵌まりながらも完登。
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 とりゃ!

 更に初段の課題にトライ。
 スタートから左手でダイクを押さえ、遠いカチを取りに行くのだが、なかなか良いムーヴが見つからない。
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 せきしゅうのヒールフックムーヴ。

 結局、この課題は全員敗退。
 最後に、オフウィズスクラック?の課題をやりに行く。
 岩と岩の隙間を、身体を捻じ込んでバック&フットでずりずりするのだが、サイズが微妙でどうも上手く動けない。みんな交代で撃つも、誰もがスタートで浮いたまま固まってしまう。
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 挟まって悶絶中のジャンボさん。

 仕方が無いので、先生に模範登攀を見せて貰う。
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 とっき~先生は安定感抜群でした。

 ムーヴが分かっても、技術が無いとどうにもならないのがクラッククライミングの掟。結局、誰も進む事無く、リベンジを誓って勇気ある敗退。ここでも、何気にせきしゅうが一番上手かった。
by kakera365 | 2012-05-08 23:13 | クライミング | Comments(0)
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