規制すれば良いのか・・・?

 警察庁は、秋葉原無差別殺傷事件で使われた「ダガーナイフ」等の所持を、原則として禁じる方針を決めたそうだ。確かに日常生活に不可欠な道具とは言えず、「危険性が高い」と判断するもの間違いでは無いだろう。現行法では、刃渡り15cm以上の刀剣の無許可所持を禁じている。秋葉原事件で使われた凶器は刃渡り13cmで規制対象外だった。

 しかし、何度考えても解らないのだが、悪いのは「ナイフ」なんだろうか?私は「ナイフ」を使った犯人だと思うのだが。仮に犯行に使われたのが、刃渡り13cmの「柳刃包丁」だったら、「柳刃包丁」は鋭利で殺傷能力が高いから、原則として所持を禁止するのだろうか? 「中華包丁」だったら?農作業用の「鎌」だったら?マタギの「鉈」だったら?
 「ダガーナイフ」が危険だから禁止なら、上記の刃物だって「アイスピック」だって規制の対象だろう。仮に「ダガーナイフ」を規制したからと言って、殺傷能力の高い刃物は幾らでも在る訳で、似た様な犯罪が減る事は無いと思われる。犯罪の抑止と言う意味では、規制の意味は全く無いだろう。
 確かに、「銃」を規制すれば銃犯罪は減る。何故なら「銃」は日常生活に全く必要無いからだ。しかし、刃物は違う。毎日刃物に触れずに生活する方が難しい。「ダガーナイフ」は確かに日常生活では使わないので、規制も止む無しかも知れないが、他のナイフまで一緒にされると困るのである。

 もう一つ。
 鳥取県が 名所「鳥取砂丘」の落書き等の迷惑行為を禁じる「鳥取砂丘条例」を作るらしい。私は鳥取に7年住んでたのだが、確かに心無い落書きは無い訳では無いが、寧ろ微笑ましいものが多いと記憶している。
 条例では、落書きの定義は「50m離れた場所から視認でき、10分以上は消えない特定の図形や文字、記号などを意図的に表示したもの」となっているので、卑猥な記号なんかになるのだと思うのだが、少なくとも気軽に落書きする人は減るだろう。彼女に朝早く砂丘に来て貰い「砂のプロポーズ」なんて洒落た事もやり難くなる。
 どうせ何日かしたら消えるのだから、こんな下らない事に目くじらを立てて条例で規制する等、愚の骨頂と思うのだが。

 何でも規制すれば良いと考えるのは、全くのナンセンスです。法律は作ったから後は知らないよって役人や議員の心が透けて見えます。どうせ実質的に運用されない形だけの法律になるのは目に見えてるのに。規制や罰則が強化されても犯罪が減らないのは誰でも知ってる事です。厳しくし過ぎればどっかの国みたいになるし。
 もっと、ルールやマナーを守ろうとする気持ちを育てる方法を考えて、実践して欲しいです。
by kakera365 | 2008-07-19 19:58 | Soliloquy | Comments(2)
Commented by rtakaan at 2008-07-20 21:59
今の教育システムでは無理でしょうね。
家庭の教育、地域の教育、学校での教育…
どれをとっても。。

なので、今は法律で厳しく出来るところは厳しくすべきと思います。
(どう正しい方向に導くのか…問題は多いと思いますが。)

しかしどうしてこんなにもおかしな親が増えたのか…
(おかしな教師も多いのかも知れませんが…)
どうすれば日本の教育…良くなるんでしょうね~…
Commented by kakera365 at 2008-07-22 22:16
 教育問題は難しいですね。
 rtakaanさんも親になればもっと真剣に考えるんでしょうね。

 きっと、社会全体が歪んでるんでしょう。
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