新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令されている中、遠征に行く事が憚られる御時世ですが、私にとっては生きて行く上で不可欠で、また怪我からの復帰を測る意味でも、そして年齢的な意味からも、全く不要不急で無いのが冬のクライミングです。 これを逃すと今シーズンのチャンスは無い事、また、行き先が殆んど人の居ない雪山と言う事、そして、移動中の人との接触も殆んど無いと言う条件から、総合的に判断して行く事に決めました。勿論、この行動に対する御批判は、真摯に受け止めます。 と言う事で、20年振りにアイスクライミングへ行きました。 行ったのは、濁河温泉の「はもずしエリア」。アプローチが殆んどゼロと言う事で、近年は非常に人気のエリアです。 金曜日の晩にTakaさんを拾って、土曜日の朝に現地の駐車場に到着。赤い橋の鉄骨から懸垂下降したら、あっと言う間にエリアへ到着です。 取り敢えず先ずは、日の当たってる対岸の氷瀑に向かいました。 先ずは復帰戦と言う事で、私からリードさせて頂きました。 トップロープをセットして、別のラインにもトライします。 左側のツララ状にもトライしましたが、私は落ちてしまいました。 メインの氷瀑帯に戻って、今度はTakaさんがリード。 全体的に氷の発達は今一つでしたが、それが逆に洞穴状を作り出して、中に入ると幻想的な世界が広がってました。 その後も、別パーティーのトップロープをお借りしたりして、色んなラインを登りました。 最後は、ザック背負ってアルパインスタイルで登って終了。 締めは、ヒュッテ森の仲間で源泉掛け流しの露天風呂に入り、疲れを癒やして終了です。 結局この日は、リード1本、トップロープ7本と、ルートは短いけど先ず先ず頑張ったと思います。私自身は、20年振りのアイスクライミングでしたが、意外と登れた様な感じもするし、思ってたよりも難しかった気もします。少なくとも写真を見る限りは、屁っ放り腰で酷い登りですね(。-∀-) 20年前に比べるとギアの性能が格段に進化しているので、もっと登れないといけないんでしょうが、今の自分にはこれが精一杯でした。今回リードしたラインはⅢ級位でしょうが、ギリギリだったので、せめてⅣ級位はリード出来る様にして行きたいです。 最後になりましたが、最新のアイスギアを安く売ってくれた友人達と、一緒に行ってくれたTakaさんに心より感謝します(^人^)
by kakera365
| 2021-02-21 23:52
| クライミング
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