世界を変革するのは若者だ

 先週末の土曜日は、某NPO法人の総会に出席する為、東京へ行って来た。

 昨今は色々と問題が多発しており、更に取り巻く環境も急速に変化している事から、話し合わなけれなならない議題は山積みで、しかも何れもが答えが出そうに無いものばかりなので、いつも以上に時間を食った割には、話が殆んど纏まらない会合だった。
 今回、新たにオブザーバーとして参加して頂いた、若手のTさん、Uさん、Yさんにも、色々と報告頂いたり、率直に忌憚の無い意見を述べて頂いたが、会議中のみならず、昼食時や終了後も彼等の話を聞いて、新しいNPOの未来が垣間見えた気がした。

 この某NPOも、御多分に洩れず理事の高齢化が進み、50歳を超える理事が大半を占める。時代が恐ろしいスピードで変化して行く中、古い頭ではもうどうにもならない時期が来ている。兎角老人は頭でばかり考えて、なかなか行動に移せない事が多く(そうで無い人も居るが)、またネット社会にも全く付いて行けず、新しいコミュニケーションツールやサービス、コンテンツをどう利用して良いのかも殆んど理解出来ていない。こう言った状況が長く続いて行けば、世の中の流れに付いて行けずに、取り残されてしまうだろう。勿論、ベテランは不要と言っている訳では無い。知識や経験は豊富であるし、人脈も幅広いので、大いに利用すれば良いと思う。
 今後は、若者が中心となって考え、意見を取り纏めて、実践して行かなければならないと、今まで以上に強く感じた1日だった。

 関西からは、マメオ先生と私と言う、50歳をとうに超えた老人2人が行っているが、このままではジリ貧なので、可能な限り早く若返りを図りたい。NPOの活動に少しでも興味があり、次回理事会への見学を希望する若者が居られれば、遠慮無く声を上げて欲しい。
by kakera365 | 2019-06-17 22:35 | Soliloquy | Comments(0)
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