爽涼を求めて-2日目

 溯行2日目も快晴の朝。
 行程は未だ半分位なので、後半戦もガッツリ楽しめそうです(=゚ω゚)ノ

 仕度を整え遡行を開始すると、早速良い感じの斜瀑がお出迎え。
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 まだまだスケール大きいです。

 朝っぱらから冷たい水に浸かるのはチョット厳しいので、基本へつり気味に進んで行く。
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 流木の上を歩いて小滝を越える。

 ま、淵を泳ぐのは避けたいけど、滝は突っ込んで登りたいと言う、濡れたいのか濡れたく無いのか、良く分からない葛藤に苛まれる( ̄▽ ̄;)
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 流木を利用して滝を登る。

 釜があって安全そうな小滝が出て来たので、試しにけんたに突っ込ませてみる。
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 果敢に攻めるけんた。

 が、水圧に負けて釜に飛び込んで来る( ̄◇ ̄;)
 ラスボスの鬼滝は、ロープを結び、左岸の壁を登ってクリア。そして、大トリの屈曲部ゴルジュも巻かずに突っ込んで、下段は左岸をトラバースして滝上に上がり、上段はやや巻き気味に乗っ越して抜けた。
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 屈曲部ゴルジュの威容。

 その後は小滝を越え、綺麗なナメに入り、少しずつ源流部の雰囲気へと変わって行った。
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 小滝を超えて。

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 美しいナメを歩く。

 最後は沢を詰め上がって、黒石岳への登山道に出た。
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 黒石岳登頂です(^ー^)ノ

 さて、下山が核心とも言われる黒石谷。沢沿いの朽ちた林道を下るコースと、黒石岳から尾根筋を下るコースがあるが、今回は尾根道を選択。基本地形図と磁石を頼りに、ポイントポイントではGPSを使って現在地を確認しながら下り、ドンピシャで林道に降り立った(GPS使ったら当たり前やけどね)。

 下山後は、入之波温泉の山鳩の湯に入って汗を流し、川上村の松屋さんで柿の葉寿司を買って食べ、とっし~先生はビールも飲んで締め(//ω//)


 久々に泊まりの沢。日帰りとは違って生活力が求められますが、幕営はほぼ満足出来る内容でした。勿論、遡行自体も言う事無しの素晴らしい沢でした。久し振りの泊まりの沢だったとっし〜先生も、初めての沢だったけんたも、シッカリ満足出来た様です。
 灼熱の下界を離れ、涼しい沢中でノンビリ過ごした時間は、何物にも代え難く、これを知って仕舞うと、完全に沢登りの虜になっちゃいますね(^ー^)ノ
by kakera365 | 2018-08-08 23:11 | クライミング | Comments(0)
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