異次元

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 ROCK&SNOW069。
 色々と気になる記事はあったが、今号はやはり「瑞牆山再発見」の佐藤裕介と倉上慶大に尽きるだろう。

 佐藤の登攀は、断片的に情報を得ていたものの、まさかここ迄ハードな継続登攀をしているとは思いも寄らなかった。
 横山"ジャンボ"勝丘と組み、行動時間26時間で「アレアレア」を含む7本のマルチ、計50ピッチを登り切る体力、登攀力、そして精神力は、私の様な凡クライマーには「異次元」としか言い様が無い。

 倉上の登攀も、彼のblogで読んではいたが、本当に目を見張るものがある。ボルダラーとして、やはり「異次元」の登りを見せて来た倉上だが、何がどうしたのか、突然トラッドの世界に飛び込んで来た。
 幾らボルダリングで強くとも、クラック技術と言うのは一朝一夕に会得出来るものでは無いのだが、情熱は時間をも凌駕するのか、その高い登攀力をマルチの世界で遺憾無く発揮している。
 最近は、クライミングの一部だけで満足している人が多くなっている。一ジャンルに打ち込むのも悪くは無いが、個人的にはこの倉上や濱田健介、中嶋徹の様に、トラッドに惹かれ打ち込む若者がドンドン増えて欲しい。


 彼等の登攀は、凡人が安易に踏み入れる世界では無いが、私も「異次元」の一端だけでも味わえる様に精進して行きたいと思う。
by kakera365 | 2015-09-08 21:26 | クライミング | Comments(0)
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