クライミングの未来

 先日発見したワールドクラスのボルダーだが、地元の区長さんに電話で聞いてみたら、「地主の許可無く入るな」「余り来て欲しくない」と、けんもほろろな対応だった。
 前者はまぁ、当たり前と言えば当たり前の話しだが、後者はやはり「人が沢山来てゴミを捨てて行く(バス釣りを例に出された)」、そして「事故があったら困る」と言う事だった。
 典型的な事無かれ主義だと言えばそうなのだが、それよりもやはり「クライミング(クライマー)に対する認識なんてこんなモンなんだな」と言う落胆が大きかった。

 確かに、冒険でもありスポーツでもあるクライミングは、一般人にはなかなか理解され難いだろう。アウトロー的なイメージが拭い切れない部分もある。少なくとも、家族揃って休日に楽しむレジャーとは考えられていない。それに、クライミングから事故を無くす事は不可能だ。
 良くサーフィンと比較されたりするが、あちらは関係者が長い時間を掛けてサーファーの健全化、一般社会への周知に努力し、その成果が実って現在の状況が形成されている。

 ジムの増加に伴ってクライマーも増え、テレビ等のメディアにも少なからず露出されて、最近では「クライミングしてます」と言って、これ?(ハーケンをハンマーでカンカンやるポーズ)って聞く人は少ないが、それでもまだまだ周知が全然足りないのだろう。
 こんな状況が続く様だと、新たなエリアを開拓しようなんて気が失せるし、下手すると閉鎖されるエリアも増えて行くだろう。そうなる前に何とかしなければならないのだが、そもそもアクセス問題に携わる人も関心のあるクライマーも少な過ぎる。それに、個々のクライマーが各地でバラバラにやってても埒が明かない。これは、クライミング社会全体で取り組んで行くべき重要且つ喫緊の課題なのだ。



 クライミングが健全な遊びとして、一般大衆に受け入れられるのは一体いつになるんだろう?
by kakera365 | 2013-07-05 12:00 | クライミング | Comments(2)
Commented by よっちゃん at 2013-07-05 18:41 x
答えが出ても  それを完璧に こなすのも難しいですね・・・

ミタライなんかも  今でこそ 広い駐車場があって助かってるけど


昔の路駐で 今の 人数は さすがに ヤバかったと思う


岩場を綺麗に  だけでは 全てをカバーするのは 難しいでしょうね


やっぱり 最後は 感謝という 形のマネーが必要なのかな(笑) 
Commented by kakera365 at 2013-07-05 19:53
 ホント難しいよね。個の限界を感じるよ。
 多くのクライマーが思ってる事なんで、強力なリーダーシップやカリスマ性を持った人が現れて、みんなを引っ張ってってくれたら良いのになぁ。
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