読んでみませんか~その二

e0069822_0505446.jpg 遠藤甲太著「父と子の多摩川探検隊(河口から水源へ)」

 梅雨のジメジメした日が続いてますね。ロッククライミングも暫くシーズンオフなんで、夏になったら沢に行こうと考えてる人も多いかと思います。
 今回、御紹介する本は、沢登りと言うにはちょっと大袈裟ですが、一応川の遡行がテーマになってます。それも、ただの遡行では無く、河口から水源までを、親子で辿ると言うものです。
 今時のクライマーで著者の「遠藤甲太」氏を知ってる人も殆ど居ないでしょうが、氏は谷川岳一ルンゼ冬季初登攀、積雪期滝沢第三スラブ第二登、ラトックI峰初登頂等の輝かしい登攀歴を持つクライマーにして詩人です。「和田城志」氏ほど陶酔系では無いですが、その独特の文章は読む者を惹き付けます。
 内容は「親子の絆」と言うと大袈裟ですが、言葉を介さなくても伝わるもの、親としての思い、そして子供の成長が読み進めるに連れて見えて来ます。そして、親が子供に伝えなければならない事が、氏の言葉を通して伝わって来るのです。
 子持ちクライマーの方には、是非読んで貰いたいなぁと思います。

 因みに、この本を読んで私が一番感じた(考えた)のは、クライマーの老後ってトコですが・・・
by kakera365 | 2010-06-27 11:27 | Soliloquy | Comments(2)
Commented by kurtdiemberger at 2014-03-11 17:15 x
恐れ入ります。谷川岳(一ノ倉沢)に一ルンゼというのはありませんが?
Commented by kakera365 at 2014-03-11 19:42
 御指摘ありがとうございます。
 谷川岳一ノ倉沢ルンゼ状スラブ冬季初登攀とαルンゼ冬季単独初登攀の間違いでした。
 勉強不足で申し訳ありません。
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